「旅は寛容を教えてくれる」旅の名言集 Vol.5

今日の旅の名言は、19世紀の英国の政治家・小説家であるベンジャミン・ディズレーリ(Benjamin Disraeli)による「旅は寛容を教えてくれる(Travel teaches toleration.)」です。
原典は「Wit and Wisdom of Benjamin Disraeli, Collected from His Writings and Speeches」という書籍のなかに書かれているらしいのですが、読んでいないので、この言葉がどういうシチュエーションで出てきたかはわかりません。

寛容とは

広い心をもち他を受け入れるさま。具体的には、自分とは異なる意見や価値観を安易に拒絶せず許容しようと努めたり、他人の失敗や失礼な振る舞いをことさらに咎めだてせず許そうとする姿勢などが「寛容である」(寛容だ)と形容される。

Weblio.jp

だそうです。

例えば、海外旅行をしたら、電車やバスが遅れるのは当たり前など日本とはまるで異なる文化や価値観を前にして寛容にならざるを得ません、

一方で最近、「日本は不寛容な社会になった」との論調もよく見かけます。
不寛容さが、差別やいじめを生みそれが国際間の諍いになれば戦争も起こりかねません。

旅が寛容を教えてくれるなら、人はもっともっと旅に出て、寛容さを磨くのが良いのではと思います。

四万温泉街

同じ日本なのに、四万温泉は時間が止まったようだと言われます。
一番近い信号まで10km、コンビニまで12km、マクドナルドまで35km、宅配便は毎日来てくれますが時間指定はほぼ無理、タクシーを呼ぶのも条件が厳しい、携帯電話もキャリアや場所によってはつながりにくく・・・
などなど、不便なところだらけの四万温泉。
おまけに、住んでいる人たちは、60歳代が若手と呼ばれるくらいの超高齢化社会なので、四万の店でのお買い物や飲食は普段とちょっとペースが異なるかもしれません。
こんな四万温泉ですので、都会の便利さに慣れた方が四万に旅したら、寛容にならざるを得ません(笑

でも、それこそが四万温泉の良さなのではと思います。
心がギスギスして来たなと思ったらぜひ四万温泉への旅に出て寛容さを磨いてください!

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