
こんにちは。
四万温泉柏屋旅館の柏原です。
いつもwebマガジンを読んでくださって本当にありがとうございます。
紅葉も終わり、四万温泉は静寂に包まれています。
身体の芯から暖まる四万の湯にじっくり浸かり、この一年を振り返ってみませんか?
大切な方と水入らずで、ご友人と、お一人で・・・楽しみ方はいろいろです。
ご夕食も冬のメニューに切り替わります。
皆さまのお越しを心よりお待ちしています。
かしわやの「今」 〜最近の宿とスタッフの話 〜
冬のお散歩途中に、Hotするカフェタイムはいかが ?

いよいよ四万温泉も本格的な冬のシーズンに突入しつつあります。
奥に見える新潟県境の山々も、何度か雪で白くなったり、朝の霜で車の窓ガラスが真っ白に凍ったりしています。
そんな寒い時期ですがお勧めしたいのが、温泉街のお散歩です。
冬になりグッと透明度が増す四万川を眺めながらのお散歩も気持ちいいものです。

そして、温泉街へのお散歩で冷えた体を温めるのにお勧めなのが、私たちの柏屋カフェやシマテラスでのスイーツ&コーヒーです。
散歩のお供にぜひご利用くださいませ。
柏屋カフェとシマテラスのスタッフたちが心よりお待ちしています!
連載 くすしきプロローグ – Vol.2
私たちの新しいプロジェクト「くすしき」は、来夏のオープンを目指して準備を進めています。
そんな、「くすしき」の現在進行形の様子をお伝えしています。
ついに着工! あたらしい物語の第一歩

『言葉にならない不思議な力 「くすしき」 を感じる場所』の新築工事がいよいよ始まりました。
柏屋旅館の斜め向かいの川側に、二階建ての建物をつくります。
現在、基礎工事が順調に進んでいて、1月中頃には上棟を行い全体の大きさがわかるようになりそうです。
ここでの滞在を通して、私たちが社会の中でまとう「世のちり」を洗い流していただけるよう、プロジェクトを進めています。
お楽しみに!
「くすしき」の最新情報は、主にInstagramでお伝えしています。
ぜひ、フォローをお願いします。
「四万ものがたり」 – このまちに息づく小さな物語 - Vol.3
湯けむりとともに – 四万温泉と文人たち

昔から温泉は、旅人の体を癒すだけでなく、心の奥を静かに解きほぐす力を持っていました。
「世のちり洗う」四万温泉は、まさにそのような湯の力を今も宿す場所です。
その湯の力に惹かれたのか、四万温泉には与謝野晶子、斎藤茂吉などたくさんの文人墨客が訪れました。
特に昭和初期は、東京の映画関係者がオーナーだった旅館もあり、井伏鱒二や太宰治をはじめとた多くの著名人が滞在しています。
太宰の著作にはこの時の滞在をもとにしたと言われる短編小説もあります。
そのとき文人たちが感じたであろう、四万温泉の持つ「心の奥を静かに解きほぐす力」、川の音、山に包まれた空のひろがり、余白が多いまちなみなどは、令和の今も変わらずここにあります。
もし日常から少し距離を置きたくなったら、その静けさを感じに来てみませんか。
文人たちが言葉を見つけた場所で、あなた自身の「旅の一行」を見つける夜が待っているかもしれません。
ぐんま探訪 〜定番から穴場まで、魅力を紹介!〜
8種459源泉!? 日本屈指の“温泉大国” ぐんま

せっかくの群馬への温泉旅行、四万温泉だけではもったいない?
群馬県には、なんと10種類中8種類の泉質・459本もの源泉・100を超える温泉地があります。
これは全国屈指の数字で、まさに「温泉の宝庫」と呼ぶにふさわしい土地です。
四万温泉のほか、草津・伊香保・水上といった名湯はもちろん、地元の人しか知らない小さな温泉や、山あいにひっそりと佇む一軒宿もあり、その多彩さは旅人を飽きさせません。
四万温泉の行き帰りに便利な、渋川・吾妻エリアだけでも、
– 四万温泉 – 塩化物硫酸塩泉
– 草津温泉・万座温泉 – 酸性泉、硫黄泉
– 伊香保温泉 – 硫酸塩泉(鉄分を多く含む)
– 鹿沢温泉 – 炭酸水素塩泉
– 小野上温泉 – 塩化物泉(Ph9のアルカリ泉)
など、多彩な温泉が楽しめます。
一つのエリアや県でここまで“湯めぐりの旅”ができる場所は、全国でもそう多くありません。
四万温泉とともに多彩なぐんまの温泉をぜひお楽しみください!
以上、2025年12月初旬の[HOT四万す柏屋 ]でした。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。



