
私たち、四万温泉柏屋旅館は、1976年(昭和51年)年に創業し、今年の5月8日で50周年を迎えます。
この50年間、ご宿泊くださったお客さま、取引業者の皆さま、ご近所・地域の皆さま、働いてくださったスタッフの皆さまなど、かしわやを応援していただいたすべての皆さまに心より御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
そして、これからも引き続き応援いただけましたら嬉しいです。
変わらぬご支援のほど、どうぞ、よろしくお願いします。
代表取締役 柏原益夫
せっかくの機会ですので、柏屋旅館の50年を振り返ってみようと思います。
開業〜1980年頃まで
柏屋は、もともとは、1950年(昭和25年)頃に、桐の木平商店街のいまの柏屋カフェの建物で「柏屋衣料店」としてお店を開いたのが事業としての始まりです。
柏屋衣料店は、その後、柏屋洋品店と名前を変え、資生堂化粧品の取り扱いなども始め、2002年(平成14年)に柏屋カフェに衣替えするまで続きました。


そして、1970年代後半、日本中が旅行ブームに湧く時代が到来しました。
柏屋洋品店の近所には、店舗を改装しちいさな宿が何軒も開業しました。
そのタイミングで、幸運なことに温泉を分けていただくことが可能となり、柏屋洋品店とは少し離れた温泉口地区の山林を切り開き、部屋数8部屋の民宿として「柏屋旅館」を創業しました。
お風呂は小さな男女別の内湯のみ、食事処や広間もなく8部屋のみの民宿営業でした。
一階には今はなくなってしまった「霧」というお部屋もありました。
開業時の価格は一泊食付き2,800円くらいとその頃としても超破格でした。


1980年頃〜1995年頃

開業後、5年も経たずに増築することとなり、1980年(昭和55年)に新たに、7部屋の客室と39畳の広間を設けました。
これで、いまの柏屋旅館とほぼ同じ規模の建物が出来上がりました。
この頃の、メインのお客さまだったのが団体のお客さまです。
マイクロバスで埼玉県などに送迎に出かけていました。
いまの柏屋旅館は、満室でもおよそ30名さまほどですが、当時は50名さまを超える日もかなり多く、大学生の合宿をお受けした時は、70名以上なったことがあります。
今になって思うと、よくそれだけの寝具や食器があったものだと驚きます。
それだけのお客さまをお迎えしていると、お風呂がかなり手狭でしたので、1991年(平成3年)には、男女別大浴場を新築しています。



念願の露天風呂が !?
’90年代になると、お客さまの趣向も徐々に変わり露天風呂のご要望をたくさんいただくようになります。
予約のお電話をいただいても「露天風呂はありません」となると、予約に至らないことも結構ありました。
そこで、急遽露天風呂を!
ということで、大浴場の新築工事の時に使っていた仮設のお風呂の窓を外し手作り感満載の「かもしか風呂」を露天風呂としてデビューさせました。

このお風呂も短期間でしたがそこそこ活躍し、この風呂のおかげで柏屋初(たぶん)のテレビ取材があったりもしました。
徐々に、いまの柏屋に
本当に露天風呂が・・

そして、1999年(平成11年)の秋に、今も皆さまにご愛顧いただいている、3つの露天風呂が出来上がりました。
最初は、月の湯が有料の貸切露天、桜の湯と楓の湯が男女別の露天風呂という仕組みでしたが、お客さまにご提案いただき、「3つの無料貸切露天風呂」となっています。
大規模改装で、いまのカタチに

1980年に増築して以来、ほとんど改装を行なっていませんでしたので、2001年(平成13年)大規模な改装工事を行いました。
外観はもちろんのこと、お部屋にテラスをつけ、トイレを設置し、そして、玄関フロント周りを大幅に改修し、ほぼ現在のカタチに近い建物が出来上がりました。
この時は、確か、一泊二食付きで9,800円くらいだったように記憶しています。


露天風呂付き客室・山百合の湯

2001年の改装工事でやりきれなかった部分の工事も含め、2004年(平成16年)にも大規模な改装工事を行いました。
この時に、「花」と「亀」のふたつの露天風呂付き客室がオープンし、また、女性の大浴場を改修して町のシンボルでもある山百合のステンドグラスをあしらった「山百合の湯」としました。


チェックアウトを12時に

2007年(平成19年)の初夏には社員寮を新築し、秋には食事処を少し改装し、椅子とテーブルでの食事に変更しました。
食事処の改装を機に、朝夕お部屋食が基本だったのを、朝食の場所をお食事処に変更しました。
そして、多くのお客さまに喜んでいただいている「チェックアウト12時」を導入させていただいたのもこのタイミングです。
朝食はお食事処になりましたが、夕食はグループのお客様以外はお部屋食が基本で、これは2021年の大改装まで続きます。

おひとりさま専用のお部屋がデビュー


柏屋旅館は、その当時の旅館としては珍しく、おひとり様を創業以来お迎えし続けていました。
その良さをさらに活かそうと、旧厨房などを改装し、おひとり様専用の「明の間」と湯上がりライブラリを2010年の冬に新設しました。
2021年、大改装でいまの姿に!

2021年(令和3年)には、フルリニューアルを行い、いまのカタチになりました。
- お食事処を拡張・フル改装し、ご夕食も含めお食事処でごゆっくり召し上がれるようにしました。
- 食事処拡張に伴い、旧亀の間がなくなり、新たに2階の旧鶴の間が、新しい露天風呂付き亀の間に生まれ変わりました。
- もう一つの露天風呂付き客室花の間のベッドルームを拡張しました。
- 光の間のテラスに足湯を設置し足湯付きのお部屋になりました。
- 今まで、和室だった月・暁・夕日の3部屋をベッドルームのお部屋に改装しました。









さいごに
以上、四万温泉柏屋旅館の50年を振り返ってみました。
いかがでしたか?
今日の記事では、主に建物の変遷をお話ししましたが、そのほかにもこの50年で、
お料理、浴衣、アメニティ、スタッフのユニフォーム、おもてなしのスタイル、なども大きく大きく変化しました。
それらについても折に触れてご紹介できればと思います。
引き続き柏屋旅館のご愛顧をどうぞよろしくお願いします。


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