こんにちは。
四万温泉柏屋旅館の柏原です。
いつもwebマガジンを読んでくださって本当にありがとうございます。
柏屋旅館や四万温泉のイメージをお伝えするYouTube動画を公開しました。
柏屋旅館の英語サイト用に作りましたので、出演者も含めそんな感じになってはいますが、私たちや四万温泉の雰囲気をうまくお伝えできていると思います。
お時間ある時にご覧ください。
かしわやの「今」 〜最近の宿とスタッフの話 〜
新しい祭り「そのまままつり」 11月11日開催

私たちの新しいプロジェクト”くすしき”のイベントのご紹介です。
11月11日11時11分、四万温泉柏屋旅館のすぐ近くで、新しいお祭り “そのまま”に還るための、 「そのまままつり」 を開催します。
SNSの肩書きも、
仕事の名刺も、役職も。
すべてをいったん流して、山へ還る。
そんなことを目的にしたお祭りです。
そのために何をするのかというと、キーワードは「泥」です??
ご興味ある方、平日のイベントですが、ぜひご参加ください。
「ぐんまの匠」たちの作品販売中

柏屋旅館の売店には館内でも使用している、指物師・吉澤良一の竹マグ、陶芸家・綿貫哲雄のぐい呑みなど、群馬の匠たちの作品も販売しています。
そして、先月より新たな匠の仲間をお迎えして、こけしの販売を始めています。
作家は「創作こけし」の創始者の一人で「現代の名工」にも選ばれた関口三作師の直系で、伊香保温泉の麓に工房を構える、沖 泰宣・いづみさんです。
ご宿泊の際は、これら群馬の匠たちの作品をぜひ間近でご覧ください。
新連載「四万ものがたり」 – このまちに息づく小さな物語 - Vol.1
四万温泉のランチ店のご紹介が一巡しましたので、今日から新しい連載『「四万ものがたり」 – このまちに息づく小さな物語』と題して、四万温泉のこぼれ話をご紹介して行きます。
ここに流れる時間や歴史を感じてもらえたら嬉しいです。
そもそも、なぜ、四万温泉(しまおんせん)?

この場所がなぜ「しまおんせん」という名前で呼ばれるようになったかご存知でしょうか?
多くの方は、「四万(40,000)もの病を癒す温泉地だから」というお話を耳にしたことがあると思います。
実際、私たちも四万温泉の良さを表現するのにピッタリなので非常によく使います。
この話は、平安の昔に遡ります。
碓氷日向守貞光という武士の夢の中にひとりの童子が現れ、こう告げたといいます。
「お前に4万の病を癒す源泉を与える」
目覚めた貞光の枕もとに湯が湧き出ていた――。
そんな伝説が、今もこの温泉のはじまりとして語り継がれています。
けれども、実はこれだけではありません。
「四万(よんまん)ヶ所の源泉を与える」と伝える別の言い伝えもあるのです。
とはいえ、「よんまん」がどうして「しま」と呼ばれるようになったのかは、いまだに謎のまま。
一方、大正の終わり頃にまとめられた古い書物には、こんな説も記されています。
この地は山々に囲まれた陸の孤島のような場所であることから、「島(しま)」と呼ばれ、やがてその音に「四万」の字をあてたのではないか。
実際、このエリアには「島村」という姓を名乗る方がたくさんいらっしゃるので、その説もあながちまちがいとは言い切れないと思っています。
いくつもの由来が重なり、長い時を経て「四万」という名がこの地に定着した。
その響きの中には、癒しの湯の恵みと、ここに暮らす人々の物語が静かに息づいているのです。
四万温泉の通な歩き方 〜ガイドがそっとお教えします〜
50年前の四万に思いを馳せてのお散歩

柏屋旅館から柏屋カフェ方面に向かう途中、桐の木平商店街の手前の月見橋バス停近くにひっそりと掲げられた「四万温泉中央通り案内図」という古〜い看板があります。
たぶん、昭和50年頃に掲げられた看板で、こんな古い看板早く撤去してほしいなとずっと思い続けていたのですが、設置して50年も経つと逆に往時の桐の木平商店街の様子がわかる貴重な資料になっています。
柏屋カフェは柏屋洋品店でしたし、芸者さんの置屋や演芸場があったりと、あまり変化のないように思える四万温泉も実は少しずつ変化しています。
そんな四万温泉の昔話や最新情報をお話ししつつ、ゆっくり歩くまち歩きガイドツアー、今なら紅葉といっしょにお楽しみいただけます!
ぐんま探訪 〜定番から穴場まで、魅力を紹介!〜
カフェスタッフが選ぶ、ぐんまの本格カフェベスト3

毎日、もっと魅力的なコーヒーをお客さまに楽しんでいただこうと、焙煎やサービスに工夫を重ねている柏屋カフェ&シマテラスのスタッフたちは、気になるお店へのリサーチも熱心に行なっています。
そんなスタッフが厳選した(柏屋カフェ & シマテラス以外の)ぐんまの厳選カフェをご紹介します。
四万温泉の行き帰りにおすすめです!
敷島珈琲(前橋市)
2020年に創業したばかりで、前橋市の敷島公園やバラ園のすぐ近くなど市内に3店舗を擁するカフェです。
「日常」とコーヒーのあり方をどう解釈するかに重きを置いた運営をしているお店です。
warmth(高崎市)
こちらも2021年に創業したばかり。高崎駅近くにあるお店ですが、いまや群馬を代表する本格カフェになりつつあります。
「老幼男女 少しでも人生の余白を大切に感じる事が出来る、寄合所のような場所になれますように。 柔らかに、穏やかに。」
→ スタッフ酒井の訪問記
曽根商店 白井宿カフェ焙煎所 (渋川市)
その名の通り、渋川にある古い街並み白井宿にある、100年以上前から残る歴史ある建物を使ったカフェです。
「時代・流行・世代を超えても変わらない コーヒーと空間と時間を愉しむための店」
→ スタッフ永岡の訪問記
以上、2025年11月初旬の[HOT四万す柏屋 ]でした。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。


